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就職活動と大学院進学の両立

お久しぶりです  ぶどうです!    かなり期間が空いてしまいましたね。   今回は大学(学部)時代の就職活動と院試を両立した経験についてお話します。

 

今回の記事の、“対象とする人”、“要点”は以下になります。



 

<対象>

・院試と就活の両方を考えている人、又は他大学の院に興味がある人

・院に行きたいが自信がない人

 

<今回の要点>

・就職活動と院試の両立は可能か

・反省点

・この経験を通して私が学んだこと、伝えたいこと

 

結論から言うと、就活と院試の両立は可能です。

 

もちろん人によって、残りの授業の数、卒研のハードさ、勉強内容と状況は異なると思います。私の場合は、授業内容の理解が浅く基礎からの勉強が必要だったため、かなりの時間と労力が必要でした。

 

大学時代

まず背景として、私の大学時代の話をします。私は高校卒業の段階で、宇宙物理学に興味があり学問の世界に進む意思がありました。しかし、大学での環境や遊びの誘惑に負けてしまい勉強が疎かになりました。大学生生活というのは人生においてかなり自由に行動できる期間なので、大いに遊ぶことは結構だと思いますが、「勉強×遊び×筋トレ」のバランスが少し悪かったと個人的に反省しています。このようなこともあり、成績順で研究室を選べる制度のために私は希望の研究室に入れませんでした。しかし物理に対する情熱は依然としてあったので、学内に囚われず多くの物理を軸とした研究分野を探す中で、量子コンピューターという物理学とテクノロジーの融合分野に出会い、今の研究室がある他大学に進学することを決めました。

そこから就活と院試を必死に進めていき、結果として、社員数千人規模の大企業(大手企業かは微妙)の内定と、現在通っている北陸の大学の院試に合格することができました。

 

 

反省点と過去の自分へのアドバス

反省点はやはりこれです。

 

・院試も就活も、動き出したのが大学3年の3月と遅かった

 

当時の自分の考えとしては、「院試をしない場合は、配属される研究室によって進学先も異なるのでまだ行動はできない」という感じでした。しかし、早めにもっと院や研究分野の情報を集めて動きだし、院試のみにフルコミットすべきだったと今では思います。

 

 

これらの経験から学んだこと

反省すべき点はありながらも、得たものもあります。それは以下の二つです。

 

・時間の使い方や勉強において自分がこなせる限界ギリギリのキャパを経験できた

・就活を通して、社会や自分の市場価値を知ることができた

 

二個目に関しては、就活を経験すると皆意識高くなる現象に近いですね笑

 

 

皆さんに伝えたいこと

この記事で皆さんに伝えたいことは以下の二点です。

 

・情報収集は今すぐにでもすべきかつ最も時間を割くべき

・二つの選択肢で迷った場合、欲張って「両方やる」というのもあり

 

上記の反省点から、方針を決める段階での情報収集の重要性を痛感しました。二点目に関して、一見無理そうでも「両方やる」と思い切った決断をしてみると、自分のキャパを知れたり広げたりできる可能性があます。

 

 

この記事が進路を迷っている人への助けになれば幸いです。

  

 

次回は、進路を決める段階である大学三年生がすべきことについてお話しします。